レザーって本物の革ですか?

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      2017/03/14


レザーとは何?

財布や革小物の素材によく、“レザー”と表示されているのを見かけますよね。これほんと便利な言葉でしかも紛らわしいです。

レザーというのは、日本語の革(牛などの動物由来のもの)を表す英語、leather をカタカナ表記したものなんですが、いわゆる合成皮革のこともレザーと表示していることがたっくさんあります。

合成皮革とは、ビニールなどの素材で革に似せてつくったものをいいます(略して合皮(ごうひ))。シンセティックレザー、フェイクレザー、これも合皮を表します。シンセティック(synthetic)は英語で、合成のとか本物でない人工的なとかいう意味、フェイク(fake)は偽物の意味です。最近はビニールの成分を併記してPUレザーと表示したりしていますがこれも合皮です。(PUはポリウレタンの意味)。

これに対して、本物の革を天然皮革とかリアルレザー(Real = 本物)ということもあります。また、動物の種類を併記することで本物の革であることがより明確になる場合もあります。レザー(牛)、革(羊)など。

革と皮の違いは?

少し話が変わりますが、本物の“かわ”は、なめし(鞣し)と言う加工をします。なめしとはかわ独特の加工で、簡単に言うとかわを柔らかくする工程のことです。ここでひらがなで“かわ”と書いていますが、なめしの前を皮、なめし後を革と書きます。なので皮を革にする加工とも言うことができます。

また、牛革とか牛皮とかどちらの表現もありますね。正確に言えば、牛皮だとなめしていないということになりますが、それは専門的に言えばそうですが、一般的にはその区別はしていません。

また、本革(皮)というのは、本物の革(皮)の意味で使います。また、本牛革は本物の牛の革、牛本革も同じ意味で漢字の順番が違うだけです。

本革と合皮はどちらがいいのか?

これは難しい問題ですので、一般的に言えることとして次のようにまとめたいと思います。ただし、本革でも品質はピンきり、合皮でもピンきりです。

本革: 合皮より価格が高い場合が多い。本物の革ならではの素材感やエイジング(経年変化)を味わえる(本革でもいろいろ加工して革らしくない革もあったりします)。カビが生えやすい(カビがはえにくいようにしている革もあります)。丈夫なものが多い。長く使える。雨に弱い(防水加工の革もあります)。

合皮: 本革より安いことが多い(高級な合皮は本革よりも高いものもあります)。雨に強い。本革より寿命が短い(劣化が速い)。丈夫でないものが多い。色展開や表面の模様など自由自在に作れる。

合皮と本革の見分け方

合皮と本革の見分け方は何ですか?という質問をいただくことがあります。これもとても難しい問題です。まず、最近の合皮はよく出来ているものが多く、そうした場合、見た目では分からないです。においで違いが分かるものもあります。本革かどうか検査してくれる機関があります。裏面が見られる場合は裏面で分かることがあります。

しかし、一番確実なのは、素材を正しく表示し、信頼できるところから購入することと言えます。

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